パナソニックは4月1日、パナソニック株式会社のチーフ・エグゼクティブ・オフィサー(CEO)に楠見雄規氏が就任したと発表した。同氏のCEO就任は2020年11月に発表されていた。
同氏は現在、常務執行役員を務めているが、代表取締役社長に内定しており、2021年6月24日に開催予定の定時株主総会および取締役会で決定する。現在、社長を務める津賀一宏氏は代表権のない会長に就く。
楠見氏はCEO就任にあたり、以下のコメントを寄せている。
「パナソニックはすべての事業において、攻めるべき領域に集中し、徹底的に競争力を高める、すなわち『専鋭化』を目指すために、持株会社制に移行することを決断した。この再編を経て、すべての事業をし烈な競争の中でも勝ち残ることのできる強い事業にしていく。この姿に向けて、「自主責任経営」のもと、事業の特性に合わせた施策をとりやすい体制を構築していきたい」