カシオ計算機は3月25日、「Speed and Intelligence」をコンセプトにした高機能メタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」の新製品として、本田技研工業が世界で展開するモータースポーツ活動「Honda Racing」とコラボレーションした腕時計を発表。5月15日に発売し、価格は77,000円。
EDIFICEとHonda Racingのコラボレーションは2018年から継続中。今回のコラボレーションモデル「EQW-A2000HR」は、1961年開催のロードレース世界選手権「第2戦西ドイツGP250cc」にて、日本人ライダーの高橋国光選手が初優勝してから2021年で60周年を迎えることを記念したモデルでもある。そのとき高橋選手が駆り、優勝を飾ったレーシングマシン「RC162」を表現した。
アルミ叩き出しのカウルをモチーフに、時計のベゼルと文字板を特殊加工。ブラックの文字板には、燃料タンクをイメージした赤に加えて、「RC162」のボディカラーであるシルバーを用いている。また、印象的な黄色いラインや、1961年当時のHondaロゴも見どころだ。バンドはレーシングスーツを思い起こさせる本革で、時計本体とともに伝説のレースシーンを蘇らせたとしている。
専用パッケージにも、Hondaロゴを随所に配置。付け替え用バンドとして、軽量なベルクロタイプのナイロンバンドを同梱している。ベースモデルはEDIFICEの「EQW-A2000」で、標準電波による時刻合わせとソーラー発電に対応。傷に強く透明感の高いサファイアガラス風防を採用している。