カシオ計算機は10月9日に、「Speed and Intelligence」をコンセプトとする高機能メタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」の新モデルを発売する。税込価格は46,200円。
今回の新モデル「EFS-560HR」は、EDIFICEと「Honda Racing(ホンダ・レーシング)」のコラボレーションモデル第4弾となる。Honda Racingは、本田技研工業株式会社が世界で展開するモータースポーツ活動の総称。F1チーム「Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)」へパワーユニットを供給しており、Scuderia AlphaTauriに関してはカシオがオフィシャルパートナーとしてスポンサードしている。
EFS-560HRのデザインモチーフは、サーキット。これは、レースで蓄えた技術を市販車に生かすHondaと、レーシングチームへヒアリングしながら時計を開発するEDIFICEの象徴的な存在としている。
サーキットの路面(アスファルト)をイメージした特殊な加工を文字板に施し、円周とインダイヤルにはサーキットの縁石を表現した「赤」を散りばめた。また、ベゼルの素材にはレーシングカーにも使われるカーボンを採用し、バンドはCORDURAファブリックにケブラー繊維をからめた強靭なものだ。
文字板、バンド、裏ぶたには「Honda Racing」のロゴを刻み、時計は専用パッケージにセット。「Honda Racing」を応援する思いを盛り上げるコラボレーションモデルとしている。
ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは50.2×45.4mm(厚さ10.3mm)、風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。ソーラー充電による駆動に対応している。
Honda RacingとEDIFICEのコラボレーションは、2018年からスタート。コラボレーションモデルは、2018年10月発売の「EQS-800HR」、2019年10月発売の「EQB-1000HRS」「EQB-1000HR」、2020年4月発売の「ECB-10HR」と重ね、今回「EFS-560HR」の登場となった。
(実機写真:青木淳一)