AbemaTVは、キャリア各社の新料金プランを検討しているユーザーに対し、動画配信サービス「ABEMA」に登録しているメールアドレスや支払い設定などの確認を呼びかけた。ドコモの「ahamo」、KDDI(au)の「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」ではキャリアメールが使えず、合算払いに制限があることから、設定の変更が必要になる可能性があるため。

  • ABEMAからのお知らせ

キャリア各社の新料金プランは、ソフトバンクのLINEMOが3月17日、KDDI(au)のpovoが3月23日、ドコモのahamoが3月26日に開始する。これら新料金プランでは、携帯電話料金と合算して支払えるキャリア決済に制限があったり、非対応だったりするため、アーティストの有料ファンクラブなど主にキャリア決済を使ったサービスを提供している多くの事業者から、移行に際して注意喚起が行われている。

ABEMAでは、有料プラン「ABEMAプレミアム」の支払い方法として、クレジットカード決済のほか、Google PlayやiTunes、Amazonアプリストアを通じたキャリア決済が選択できる。このため、新料金プラン・ブランドへのプラン変更を検討しているユーザーに対し今回、支払い方法の確認が呼びかけられた。

ドコモのahamoは、「spモード コンテンツ決済サービス」には非対応だが、Google PlayやiTunesの支払いができる「コンテンツ決済サービス」に対応。また、auのpovoはキャリア決済「auかんたん決済」が利用できる。しかし、ソフトバンクのLINEMOではキャリア決済「ソフトバンクまとめて支払い」が当面使えなくなるため、ABEMAプレミアムで「ソフトバンクまとめて支払い」を登録しているユーザーは、別の有効な決済手段を再登録してほしいとした。

また、各社の新料金プランでは、@docomo.ne.jp、@au.com、@ezweb.ne.jp、@i.softbank.jp、@softbank.ne.jp、@vodafone.ne.jpといったキャリアメールが使えなくなる。このため、該当のメールアドレスを登録しているユーザーは「決済完了メール」や「パスワード再設定メール」が届かなくなるとして、「アカウント管理」からメールアドレスを変更するよう告知した。