NHKは、日本の宇宙輸送を担う新型ロケット「H3」開発の舞台裏に迫る8K番組を、3月7日午後8時からBS8Kで放送する。番組名は「世界に挑め! 新型H3ロケット~開発の舞台裏~」。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)が開発を進めている、日本の次世代大型ロケット「H3」。打ち上げ成功率98%を誇った「H2A」ロケットの後継機として、あらゆる部分で設計を見直し、より重い人工衛星も打ち上げられるように強化している。番組では、従来の1.4倍のパワーを持つ新しいメインエンジンの開発に注目。種子島宇宙センターで行われている燃焼試験など、開発の舞台裏とエンジニアたちの素顔に8Kで密着する。語りはNHKアナウンサー・小田切千。
なお、H3ロケット試験機1号機は2021年度に種子島宇宙センターから打ち上げる予定。2021年度以降20年間を見据え、毎年6機程度を安定して打ち上げることを目指す。