エム・エス・シーは、M-SOUNDSブランドの新製品として、低音を強化したスリムな完全ワイヤレスイヤホン「MS-TW11」を2月26日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭価格は税別6,300円前後を見込む。カラーはブラックパール、クリスタルレッド、コバルトブルー、ローズゴールドの4色。

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    MS-TW11(スマートフォンなどは付属しない)

片耳約5gという軽量でスリムなデザインながら、「低音の十分な質感とボーカルを鮮明に描き出す中高域の表現力」を追求。6mm径のダイナミック型ドライバーをチューニングし、従来機種(MS-TW21)と比べて最大ボリュームを10dBアップさせ、大音量で音楽を楽しみたいというユーザーのニーズに応えた。「すべての低音好きのユーザーに使って欲しい」とアピールしている。

日本のユーザーの嗜好や細かなニーズに応えるため、本体のデザインやサウンドチューニング、アフターサポートまで、すべて日本人のデザイナー・エンジニアらの手によって行われるとのこと。

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    (左から)ブラックパール、クリスタルレッド、コバルトブルー、ローズゴールド

Bluetooth 5.1準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptXをサポート。クアルコムのSoCや高感度アンテナを搭載し、通信の安定性を確保して、電波鑑賞の多い街中も安定して音楽を楽しめるとする。高感度マイクを搭載し、ハンズフリー通話も可能だ。

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    装着イメージ

連続再生時間はイヤホン単体で約11時間で、充電ケースと組み合わせて最大約30時間音楽を聴ける(aptXコーデック使用の場合は再生時間が3割程度短くなる)。15分の充電で約1.5時間再生できるクイックチャージにも対応する。

イヤホン本体はIP54相当の防水防塵対応。ボタン型リチウムポリマー電池を採用し、耐衝撃性能も向上させた。充電ケースは厚み2.6cmの薄型タイプで、他社製のイヤーピースに付け替えたイヤホンも収納できるように、充電ケース内のイヤーピースホールの体積を従来比で1.5倍大きくした。

芯材とドーム部分で異なる硬度のシリコンを組み合わせてフィット感と遮音性を高めたハイブリッドイヤーピース2種類(ショート・ロング)が付属。どちらもS/M/Lの3サイズを用意する。

なお、MS-TW11を購入し、購入店舗のWebサイトに口コミ(商品の感想)を投稿した人に、SpinFitのイヤーピース「CP350」をプレゼントするキャンペーンを実施。期間は6月30日までで、プレゼント品がなくなり次第終了となる。応募方法など詳細は同社Webサイトを参照のこと。

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    SpinFitのイヤーピース「CP350」