NTTドコモは1月14日、XR(Extended Reality)コンテンツ作成に関する研究開発およびコンテンツ作成者との協創を目的として、お台場のテレコムセンタービル内に、XR専用の撮影スタジオ「docomo XR Studio」を開設したと発表した。
同スタジオには、撮影画像から3D空間を再構成する「Volumetric Video(ボリュメトリックビデオ)」撮影装置が設置されており、人やモノなどの被写体を多数のカメラを含む専用装置を用いて全方位から撮影し、被写体そのままの3Dコンテンツを作成することが可能という。
また同スタジオには、撮影装置として、グリーンバック(緑色の背景)が不要で Volumetric Video 撮影ができる「TetaVi Studio」が設置されている。さらに今後、撮影から約 20秒で3Dアバターを生成できるスキャナーシステム「SHUN‘X」などの設置を予定している。
同社は今後も、XR技術を活かしたコンテンツ作成、提供手法の可能性に関して検討する方針だ。