ヤマハ発動機は、軽量かつコンパクトな20型電動アシスト自転車「PAS CITY-C(パス シティ シー)」および「PAS CITY-X(パス シティ エックス)」の2021年モデルを発表した。2021年2月3日より順次発売する。

メーカー希望小売価格は、PAS CITY-Cが税込124,300円、PAS CITY-Xが税込128,700円。

  • PAS CITY-C (グロススモークイエロー)

    PAS CITY-C (グロススモークイエロー)

2021年モデルのPAS CITY-CとPAS CITY-Xには、新たに「スマートパワーアシスト」を搭載。上り坂などで高回転のペダリングを行うときでも、伸びやかで快適な乗り心地を実現した。高回転領域の出力を向上させたことで、坂道で軽いギア(1速、2速)に切り替えてペダルをこぐスピードが速く(高回転)なっても、空回り感なくパワフルなアシストを得られるという。

アシストモードは、PAS CITY-CとPAS CITY-X共通で、「強モード」「スマートパワーモード」「オートエコモードプラス」の3段階。今回追加された「スマートパワーモード」は、走行中の人の動き(ペダルをこぐ力および回す速さ)や路面の状況から、最適なアシストパワーを自動で制御。急な坂道や荷物積載時など必要なシーンではパワフルにアシストし、アシストの必要性が低くなる平たんな路や下り坂ではセーブする。また、前回の使用時(電源オフ時)に選択していたアシストモードを記憶し、次回使用時(電源オン時)に記憶したモードで起動する。

PAS CITY-C

カジュアルなデザインの小径20型モデル。乗り降りしやすい低床U字型フレーム、デザインと機能性を両立させたデルタハンドル、大型テリーサドル、砲弾型バッテリーランプなどを備える。

  • PAS CITY-C (マットアンバー2)

    PAS CITY-C (マットアンバー2)

  • PAS CITY-C (マットブラック)

    PAS CITY-C (マットブラック)

  • PAS CITY-C (パウダーブルー)

    PAS CITY-C (パウダーブルー)

2021年モデルでは、カジュアルな印象で手軽に楽しく外出したくなるカラーリングとして、「グロススモークイエロー」、「マットアンバー2」、「マットブラック」を新規にラインナップ(全4色)。駐輪時にふらつきを押さえるパーキングストッパーも新たに採用した。

主な仕様は、全長が1,535mm、全幅が580mm、タイヤサイズが前:20×1.75 HE / 後: 20×1.75 HE、サドル高が715~865mm、車体重量が20.8kgなど。乗車可能な最低身長は140cm。

充電1回あたりの走行距離は、強モードで48km、スマートパワーモードで57km、オートエコモードプラスで83km。バッテリーの充電時間は約3.5時間。

PAS CITY-X

街乗りに適した小径20型モデル。クールでスタイリッシュな印象を与える直線的なX字型フレーム(Xフレーム)、スポーティな走りを実現するセミスリックタイヤ、セミストレートハンドル、スポーティサドル、制動力優れたVブレーキ(前輪)などを備える。

  • PAS CITY-X (ホワイトオレ)

    PAS CITY-X (ホワイトオレ)

主な仕様は、全長が1,585mm、全幅が520mm、タイヤサイズが前:20×1 3/8 WO / 後: 20×1 3/8 WO、サドル高が795~925mm、車体重量が21.1kgなど。乗車可能な最低身長は153cm。

充電1回あたりの走行距離は、強モードで54km、スマートパワーモードで65km、オートエコモードプラスで90km。バッテリーの充電時間は約3.5時間。2021年モデルでは、カラーリングに「ホワイトオレ」を新たに追加した(全3色)。

  • PAS CITY-X (ミラーシルバー)

    PAS CITY-X (ミラーシルバー)

  • PAS CITY-X (マットダークグリーン2)

    PAS CITY-X (マットダークグリーン2)