デルは1月6日、第11世代Intel Core vProプロセッサや5Gなどに対応したビジネス向け2in1ノートPC「Latitude 9420」を発表した。国内の発売は未定。米国では2021年春に1,949米ドルから発売する。

  • Latitude 9420。本体はアルミ削り出しで、画面が回転する2in1と、クラムシェル型の2タイプが用意される

Latitude 9420は、ペン入力に対応した16:10アスペクト比の14型モバイルPC。Web会議の利用を想定し、光補正と背景のぼかしを自動的に調整する機能が搭載されたカメラを内蔵する。また、ビデオ会議アプリケーションと同期して物理的なカバーが自動でスライドする「SafeShutter」備え、意図しないカメラ利用を防ぐことができる。

  • ビデオ会議アプリと連動して自動で動くカメラカバー「SafeShutter」

プロセッサには最大で第11世代Intel Core i7 vProプロセッサを選択可能。また、Intel Visual Sensing Technologyの搭載により、離着席時のデバイスのロックと解除が行えるほか、AIと機械学習で利用者の動作を学習する「Dell Optimizer」機能でノイズキャンセリング機能とオートミュート機能を新搭載した。通信機能にも注力し、Wi-Fi 6の拡張規格「Wi-Fi 6E」や、5GおよびLTE、 Bluetooth 5.2にも対応する。

  • 本体キーボード面

画面解像度は、2in1の場合QHD+ (2,560×1,600ドット)、クラムシェル型の場合FHD+(1,920×1,280ドット)。ストレージは最大SSD M.2 PCIe/NVMe 1TB。オプションでWindows Hello対応指紋センサー(電源ボタン兼用)が選択できる。インタフェースはThunderbolt 4(PD、DisplayPort対応)×2、HDMI 2.0×1、USB 3.2 Gen 1(Type-A)×1など。