LINE Payは12月22日、コミュニケーションアプリ「LINE」で使えるモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」がApple Payに対応したと発表した。LINEアプリからApple Payの設定が行え、QRコード決済と共通の「LINE Pay」残高からApple Payを使い、iD対応端末にかざして支払えるようになる。
設定は「LINE」アプリ内にある「LINE Pay」のメインメニューから、Apple Payボタンをタップすることで行える。Apple Payの設定時、Visa加盟店で使えるバーチャルプリペイドカード「Visa LINE Payプリペイドカード」が発行され、Walletに登録。これにより、LINE Payの残高を利用して、iD加盟店でApple Payを使い決済できるようになる。支払い時に「LINE」アプリを起動する必要はない。
Visa LINE Payプリペイドカードの年会費・発行手数料は無料で、有効期限は5年。国際カードブランドはVisa。未成年者は、親権者など法定代理人の同意を得たうえでの申し込みとなる。なお、12月22日をもってJCBのプリペイドカード「LINE Pay カード」の新規発行、及びQUICPay+への新規登録は順次終了となる。
Apple Payの設定には、Apple Pay対応デバイス、Apple Payに対応しているカード発行元のApple Pay対応カード、最新バージョンのiOS、watchOS、macOS、Apple ID(iCloudにサインイン)が必要。対応デバイスは、Phone 7 以降および、Apple Watch Series 2以降。対応しているLINEのバージョンは、iOS 10.21.0以降。