• 「Rakuten BIG」と外箱。なるほど箱もビッグです

「Rakuten BIG」、まず箱の大きさが驚きでした。薄く四角い箱に「Rakuten BIG」と大書されており、初見のインパクトは抜群です。

あえて箱を大きく作っているのではないかと一瞬考えましたが、開けてみて納得。箱の大きさはスマホの縦の長さにあわせた正方形で作られています。

  • 箱にはUSB A~Type-Cケーブル、3.5mmイヤホンジャック用アダプターを同梱。USB AC充電器は別売です

両手持ち前提のビッグなノッチレス画面

このスマホの魅力をひと言で表すと「お手頃な大画面」となるでしょう。画面サイズは6.9インチと、一昔前ならタブレットに分類されていたような大きさ。ただしアスペクト比は約20.5:9と縦長な形状で、横幅は抑えられているためなんとかスマホだと認識できます。横幅は80mmで、片手持ちでも使えないことはありませんが、安定して持つのは難しいでしょう。基本的には、カバンに入れて、両手持ちで使うスマホです。

  • 左から、iPhone 11 Pro、Rakuten BIG、Xperia 1なお、Rakuten BIGの価格は一括63,455円(税別)です

  • 左がRakuten BIG、右はiPhone 8 Plus

  • 左がRakuten BIG、右はRakuten mini

透けるインカメラでフル画面を実現

このスマホには面白いギミックが隠されています。アンダーディスプレイカメラです。有機ELディスプレイの一部が透過するようになっていて、そこにインカメラを格納しています。画面上部の“ノッチ”を無くし、「前面をフルに使った画面」を実現したわけです。

使わない時にはディスプレイの一部として隠れており、目を凝らさないと見分けが付きません。ただし試用時には、アプリが切り替わった直後などに、インカメラ部の表示が切り替わらずに目立ってしまうこともありました。

  • 明るい場所で目を凝らすと、画面内にインカメラが透けて見えます(画面上側のフチの部分)

ベゼル(画面枠)はやや太め。「Galaxy S20 Ultra 5G」など最新のハイエンドスマホに比べると、特に上下が厚く、“画面を手に持っている感覚”は少ないです。それでもインカメラのノッチが無いぶん、動画をフルスクリーン表示した時にはすっきりとした画面が快適です。

  • 手が小さめとはいえ成人男性の筆者が持ってもこのビッグサイズ(6.9インチ有機EL)

  • 背面。カメラについては後で紹介しますが、クアッド構成となっています。おサイフ機能も搭載

  • 生体認証はディスプレイ指紋認証

  • 上部

  • 下部。USB Type-C端子とmicroSDスロット

  • 右側面。電源ボタンと音量キー

  • 左側面。こちらには何もナシ

Snapdragon 765Gで動画もゲームも軽快

Rakuten BIGのサイズ感は、動画鑑賞に向いています。両手で横持ちにして15cmくらいの距離で手持ちしたときにちょうど視界に収まる程度の大きすぎない大画面で、寝転がりながら動画を視聴するには手頃です。加えて、IPX8相当の防水仕様でもあるので、お風呂で動画を視聴するのにもちょうどいい存在です。

  • 映画を観るのにもほどよいサイズ感です

有機ELディスプレイで発色も良く、画質は申し分ありません。ただし、HDRコンテンツへの対応はサービスによりけりなのかやや注意です。ハードウェアとしてはHDR 10規格をサポートしていますが、Netflixアプリ上で対応コンテンツを再生してみようとしたところ、HDR再生に対応していないという表示となりました。

  • 画面サイズだけでいえば、5.5インチのNintendo Switch Lite(上)より大画面でコンテンツを楽しめます

チップセットはSnapdragon 765Gを搭載しています。これは2020年に発表された普及帯の5Gスマホで広く採用されているチップセットで、負荷の高いグラフィックス処理までバランスよくこなすパフォーマンスを備えています。

実際に3Dゲームを遊んでみても快適で、本体が大きいからか熱処理も安定している印象です。オンラインゲーム「原神」を最高画質の設定で動かしてた時は、複数いる敵キャラクターのエフェクトが一面に広がっているシーンなど、一部で動きが重いと感じることはあったものの、1~2時間ほどぶっ続けでプレイしても不安無く動作しました。