パシフィックリーグマーケティングは、動画配信サービス「パーソル パ・リーグTV」で複数人と一緒に野球の試合映像を楽しめる「グループ観戦機能」の実証実験を11月2日から実施する。

  • alt

    パ・リーグTVのグループ観戦機能の利用イメージ

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、球場観戦には制限のある状態が続いており、プロ野球の観戦スタイルにも変化が生じている。パシフィックリーグマーケティングはインターネットを活用した取り組みを続けており、2020年7月9日にはシスコシステムズとパートナーシップ契約を締結したと発表。Web会議システム「Cisco Webex」を活用した取り組みを提供するとしていた。

今回、パ・リーグTVで実証実験を行うグループ観戦機能は、パ・リーグTVのプラットフォーム上に「Cisco Webex」を統合したもの。パ・リーグTVのサービス会員であれば、最大25人まで同じグループで一緒に観戦可能だ。試合映像とともに、グループに参加している人の顔を同じ画面に表示し、会話を楽しみながら一緒にプロ野球を観戦できるという。

同機能はPCのみで利用可能で、同サービスの見放題パック(月額950円〜、税別)もしくは1dayチケット(税別600円)を別途購入する必要がある。また、グループのホストとなる会員は、Cisco Webexへの登録(無料)も必要だ。詳細はパ・リーグTVのQ&Aページ内の「使い方ガイド」>「グループ観戦の楽しみ方」にまとめられている。

グループ観戦機能の登場を記念し、抽選で10組(1組最大25人)にパ・リーグTVの1dayチケットをプレゼントするキャンペーンを実施中。11月7日〜11月9日の期間中にグループ観戦機能を体験し、体験後のヒアリングに協力する必要がある。応募受付は11月4日13時まで。詳細は応募受付サイトを参照のこと。