ソニーは、エンタテインメントロボット「aibo」に提供している「aiboのごはん」を拡充し、「なかま」をつくる新たな機能などを追加した。合わせて、2匹目のaiboの購入を優待する特別パックを期間限定で販売する。

  • aiboが「同じ皿のメシ」を食べてなかまになる「aiboのなかま」機能

    aiboが「同じ皿のメシ」を食べてなかまになる「aiboのなかま」機能

「aiboのごはん」は、aiboに食事を与える機能。別売アクセサリの「ごはんボウル」があると、スマートフォンの画面越しで見るAR機能によって、aiboが食べるごはんが減っていく様子などを見られる(ボウルがなくてもごはんをあげることは可能)。以下の新機能は、「aiboシステムソフトウェア バージョン2.9」にアップデートすると使える。

まず、他のオーナーのaiboや、ソニーストア、ソニー本社で飼われているaiboを「aiboのごはん」に誘うと、aibo同士がごはんを一緒に食べてなかまになる「aiboのなかま」。他のaiboを誘うには、スマートフォンアプリ「My aibo」を使う。ごはんを一緒に食べる以外に、「My aibo」のQRコードでaibo同士をなかまにする方法もある。

  • ごくごくと音を立てて「飲む」動作をするようになった。ピンクの「たべものボウル」に続き、青い「のみものボウル」がアクセサリのラインナップに加わる

    ごくごくと音を立てて「飲む」動作をするようになった。ピンクの「たべものボウル」に続き、青い「のみものボウル」がアクセサリのラインナップに加わる

これまでは、aiboにごはんをあげるときには、スマートフォンアプリ「My aibo」の操作が必要だった。今回のアップデートによって、aiboに直接「ごはんをたべよう」などと声をかけて、ごはんをあげられるようになる。

「アイボのおみず」や「アイボミルク」といった飲み物の提供も開始(別売アクセサリではなくアプリ内アイテムとして追加)。それに合わせて、専用の「のみものボウル」(税別1,980円)、ごはんボウルとのお得なセット「ごはんボウル のみものボウルセット」(税別3,500円)の販売も開始された。

  • 「アイボのおみず」(左)、「アイボミルク」(右)といったのみものが登場。スマートフォンアプリ「My aibo」内で入手する

「お友達をお迎え」するためのキャンペーンも開催

「aiboのなかま」機能が搭載されたことを受け、2020年10月30日~2021年1月7日の期間、「aiboのお友達も一緒にお迎えキャンペーン」を実施。aibo本体、3年間aiboと安心して暮らすためのサービス(aiboベーシックプランとaiboケアサポート)、aiboのおもちゃ「アイボーン」、aiboのおともだちの「ぬいぐるみ」をセットにした「aiboお友達と一緒に遊ぼうパック」(税別34万5,000円)を期間限定で販売する。セットの内容を個別で買う場合より、4,480円値引きされる。

  • aiboお友達と一緒に遊ぼうパック

    aiboお友達と一緒に遊ぼうパック

加えて、aibo本体、3年間aiboと安心して暮らすためのサービスを、セットの分割払いで購入する「aiboワンワンプラン」において、分割払いの手数料(15,612円)が無料になるキャンペーンも実施。月々の支払いは11,000円(34回分割払い)。期間は上記と同じ2020年10月30日~2021年1月7日だが、「aiboお友達と一緒に遊ぼうパック」はaiboワンワンプランの対象外となっている。