iPhoneとの付き合いが続くにつれ、写真はどんどん増えるもの。ふと目についた花や景色、気の合う友人の何気ない表情、レストランの特別なひと皿など、ジャンルで括るのが難しいほど雑多な写真が保存されているのではないでしょうか。
そんな大量の写真から目当ての1枚を探すのはひと苦労。Appleはそこに配慮したのか、写真アプリにAIベースの検索機能を用意するなど、写真の探しやすさを強化しています。「横浜」や「ハワイ」などの撮影地、「ハムスター」や「ケーキ」といった被写体名を具体的に思い出せるのならば、検索機能を使うのが目当ての写真に辿りつく最短ルートといえます。
しかし、もっとざっくり、静止画か動画かといった基準で検索したほうがいい場合もあります。iOS 14ではそのニーズに応えるためにフィルタ機能が追加され、静止画か動画かのほかに、なにかしら加工したかどうか、「お気に入り」に登録しているかどうかをもとに写真ライブラリ内を検索できます。
使いかたはかんたん。写真アプリで「すべての写真」を表示しているとき右上の「…」ボタンをタップ、現れたシートにある「フィルタ」を選択しましょう。
次の画面には、「すべての項目」と4つの選択肢(お気に入り/編集済み/写真/ビデオ)が用意されています。4つの選択肢はタップするごとにON/OFFが切り替わり、同時に複数をONにできるため、「編集済みの写真」や「お気に入りのビデオ」といった条件にすることも可能です。
フィルタを適用すると、画面の一番下に適用中のフィルタが表示されます。フィルタの条件を変更する場合には、「…」ボタンの左横に現れた青いボタンをタップしましょう。すぐに変更できますよ。