プレシードジャパンは、ロックバンド「凛として時雨」のドラムス・ピエール中野とコラボレーションした、AVIOTブランドの完全ワイヤレスイヤホン「TE-BD21j-pnk」を12月初旬に発売する。価格は税別19,800円。予約受付を10月16日18時に開始する。
ピエール中野とAVIOTのコラボモデル第3弾で、ヒットモデル「TE-BD21f-pnk」(レビュー記事)をさらにブラッシュアップ。
レコーディングスタジオやライブの現場で録音された音を忠実に生々しく再現するため、AVIOTのサウンドエンジニアは情報量の増加や、色付けを抑えたナチュラルな音造りを目指した開発を行っている。一方で、「我々にも高音質であるだけでは超えられない領域がある。それはプロミュージシャンだけが知る、研ぎ澄まされた高い音楽性」とし、TE-BD21j-pnkではピエール中野による「0.1dBオーダーで徹底したチューニング」を施した。
TE-BD21j-pnkのサウンドは、「ベースなど他の楽器と混じり合うことなくキックが心地良く響く、深く沈み込むような低音域」、「ヴォーカリストの声が中央でしっかりと定位し、唇の動きまで分かるようなリアリティの高い中音域」、「シンバルやハイハット、高音弦の倍音成分までもが刺激なく、どこまでも伸びやかに響いていく高音域」が特徴。高いレベルのチューニングを施したことにより、「原音に忠実でありながら、音楽性の高い音へと昇華した」と説明している。
ガイダンス音声には、従来のTE-BD21f-pnkに引き続き、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」のヒロイン・常守朱の声を担当した声優・花澤香菜を起用。新機種専用の新たな撮り下ろしボイスを収録した。
通常モデル(TE-BD21j)との違いは以下の通り。
- ピエール中野による独自のサウンドチューニング
- ピエール中野のオリジナルロゴを採用したデザインと専用のカラーリング
- オリジナルパッケージデザイン
- アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱(CV:花澤香菜)をボイスアナウンスに採用
- コラボモデル専用 特別ポーチ付属
AVIOTでは、第3弾となるコラボモデル監修にあたってのチューニングへのこだわりや、前回のコラボモデルとの違いなどを、ピエール中野が語るインタビュー動画を公開。今後、公式Webサイトや各種SNSで追加情報も発表する予定だ。
TE-BD21jの詳細
既報のとおり、新設計のハイブリッド・トリプルドライバー(8mm径ダイナミック型、バランスド・アーマチュアの組み合わせ)を搭載した完全ワイヤレスイヤホンで、ドライバーやPCB、内部配線を改良することで、従来機TE-BD21fをフルモデルチェンジ。ダイナミックドライバーには超軽量/高剛性PETチタンコンポジット振動板を採用して応答性を高めており、バランスドアーマチュアドライバーにはAVIOTのエンジニアが0.1dBオーダーのチューニングを施した。
Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Adaptiveをサポートする。左右のイヤホンとスマホを同時接続する、クアルコムの「TrueWireless Mirroring」にも対応。MEMSマイクを搭載し、通話時にはcVc8.0ノイズキャンセリングによるクリアな音声通話も行える。イヤホン本体はIPX4防水仕様。連続再生時間は最大9時間。