米Intelは10月8日、デスクトップ向けの第11世代Intel Coreとして開発中の次期CPU「Rocket Lake」(開発コードネーム)を、2021年の第1四半期(2021年1月~3月)に投入する計画であることを発表した。

  • Intel、「Rocket Lake」を2021年Q1投入と発表 - PCIe 4.0対応へ

    「Rocket Lake」が来年の第1四半期に登場。デスクトップPCにも第11世代Coreがやってくる

今回の発表ではRocket Lakeが新たに「PCI Express 4.0」(PCIe 4.0)に対応することも明言された。従来はPCI Express 3.0までの対応に留まっていたため、IntelプラットフォームでPCIe 4.0世代のGPUやSSDをフル活用したいと考えていたユーザーには朗報だろう。

  • Intel VP and GM of Client Computing Group Desktop, Workstations and GamingのJohn Bonini氏が「Rocket Lake」の発売時期に言及。まだ不明点も多いRocket Lakeだが、近いうちに詳細を公開できるとしている

現時点でまだベールに覆われている部分も多いRocket Lakeの仕様だが、14nm FinFETプロセスで製造される新アーキテクチャ「Cypress Cove」ベースのCPUコアに、統合型Xe GPUを組み合わせた構成のチップになるという予想がある。

なお同社ではRocket Lakeについて、「近日中にさらに詳細な情報を公開する」としている。