SCSKグループのWinテクノロジは16日、Microsoft Power Platformで構築された「汎用簡易ワークフロー」をMITライセンスでOSS化、無償提供を開始したことを発表した。

「汎用簡易ワークフロー」は、申請者がWordやExcelなどで作成された申請書、PDFや画像ファイルとして取り込んだ紙の申請書を添付して、決裁者を指定。承認者は、これをスマホやPCで確認して承認するまでのフローをMicrosoft Power Platformで構築したもので、Microsoft Teamsとの連携やノーコードでのカスタマイズにも優れる。

Microsoft Power Platformのユーザートレーニングからアプリケーション開発も手掛ける同社は、多くの企業が従業員の健康や安心を守るためにテレワークを行っているが、"「紙」による申請・承認のために週に何日か出社しなければならない事態"も発生しており、「新しい生活様式」のテレワーク実現のために少しでも多くの企業に利用して欲しい旨を述べている。