ASUS JAPANは9月10日、360度回転するディスプレイでタブレットのようにも使える14型ノートPC「VivoBook Flip 14 TM420IA」を発表した。フリップタイプのノートPCとしては薄い18.2mmの厚みを実現している。同日販売開始し、価格は税別80,728円から。

  • VivoBook Flip 14 TM420IA(テント形状)

回転式のディスプレイにより、クラムシェルPC形状のほか、タブレット形状、キーボードをスタンド代わりに使うテント形状など、多彩な活用が可能な14型ノートPC。ヒンジにはメタル素材を採用し、2万回の開閉テストをクリアする高い剛性をもたせた。メタル素材の採用は、本体の軽量化にも貢献しているという。

画面は左右のベゼル幅が6.17mmの狭額ベゼルで、画面占有率は82%。顔認証センサーは非搭載だが、タッチパッド右上にWindows Helloに対応する指紋認証センサーを内蔵する。画面は10点タッチ入力のほかペン入力にも対応し、1,024段階の筆圧検知に対応したASUS Penをオプションで用意する。

  • クラムシェル形状でも利用可能

  • 本体天板

性能面では、上位2モデルでAMDのRyzen 7 4700Uを、下位モデルでRyzen 3 4300Uを搭載。いずれもメモリは8GB、ストレージは512GB SSD。このほかの特徴として、USB Type-CやWi-Fi 6への対応、Harman/Kardonオーディオの搭載などが挙げられる。キーボードは86キー日本語キーボードで、デザイン上のワンポイントとしてイエローカラーのEnterキーを用意した。

ラインナップと価格は、Ryzen 7 4700Uを搭載し、Microsoft Office Home and Business 2019が付属する「TM420IA」が税別118,000円。Ryzen 7 4700Uを搭載し、WPS Office Standard Editionが付属する「TM420IA-EC147T」が税別99,819円。Ryzen 3 4300Uを搭載し、Officeソフトが付属しない「TM420IA-EC163T」が税別80,728円。

TM420IA-EC147TSおよびTM420IA-EC147T

  • OS:Windows 10 Home 64bit
  • CPU:Ryzen 7 4700U
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:512GB PCIe SSD
  • グラフィックス:Radeon グラフィックス(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:―
  • ディスプレイ:14型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、タッチ対応)
  • 通信:Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.0
  • インタフェース:HDMI×1、USB Type-C 3.1 Gen2×1、USB Type-A 3.1 Gen2×1、USB 2.0×1、microSDカードスロットなど
  • サイズ:W324×D220×H18.2mm
  • 重さ:約1.55kg
  • バッテリー駆動時間(JEITA 2.0):約10.6時間

TM420IA-EC163T

  • OS:Windows 10 Home Sモード
  • CPU:Ryzen 3 4300U
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:512GB PCIe SSD
  • グラフィックス:Radeon グラフィックス(CPU内蔵)
  • 光学ドライブ:―
  • ディスプレイ:14型ワイド液晶(1,920×1,080ドット、タッチ対応)
  • 通信:Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.0 ※有線LAN非搭載
  • インタフェース:HDMI×1、USB Type-C 3.1 Gen2×1、USB Type-A 3.1 Gen2×1、USB 2.0×1、microSDカードスロットなど
  • サイズ:W324×D220×H18.2mm
  • 重さ:約1.55kg
  • バッテリー駆動時間(JEITA 2.0):約11.3時間