電通で企業のイノベーション創出を支援するという専門組織である電通ビジネスデザインスクエアは9月7日、グリッドと共同で、企業のビジョンやミッション、バリューを多角的に診断するサービスである「VISIONEERING Assessment(ビジョニアリング・アセスメント)」を開発し、提供開始した。

新サービスは、現在の企業ビジョンが一貫した指針になり得ているのかを診断し、市場価値に加えて従業員満足度も高める、「本当に機能する企業ビジョン」の実装に向けた課題を可視化するとしている。

  • VISIONEERING Assessmentのロゴ

同サービスでは、経営陣や従業員らへのヒアリング、両社とのセッションなどを通じてアセスメントを進行する。

コピーライターやビジネスプランナーなど専門家による多角的な視点を基に、結果を「VISIONEERING Canvas(ビジョニアリング・キャンバス)」、「VISIONEERING Funnel(ビジョニアリング・ファネル)」に出力する。

現状と課題を定性・定量の両面から可視化する、約2カ月のプログラムとのこと。

  • VISIONEERING Canvasの出力イメージ

診断結果シートであるVISIONEERING Canvasでは、ビジョン事態の強度に加えて、4つの評価軸により企業活動の一貫性を診断する。

  • VISIONEERING Funnelの出力イメージ

診断結果データであるVISIONEERING Funnelでは、ビジョンに対する従業員の意識・行動をファネルで定量化する。

従業員個々がビジョンを実践するために、必要な課題を明確にするとしている。

  • アセスメントプログラムの7つのステップ