米Qualcomm Technologiesは9月3日(現地時間)、5Gモバイルプラットフォームのポートフォリオを拡充し、新たにSnapdragon 4シリーズが5Gに対応すると発表した。搭載デバイスは、2021年第1四半期に発売される見込み。

現在、同社の5Gモバイルプラットフォーム製品には、8シリーズとしてSnapdragon 865 Plus、Snapdragon 865、Snapdragon 855が、7シリーズとしてSnapdragon 768G、Snapdragon 765、Snapdragon 765Gが、6シリーズとしてSnapdragon 690が提供されている。これらの下に、新たにエントリー製品向けの4シリーズが加わることになる。

Qualcommでは、5G対応のSnapdragon 4シリーズを5Gの急速な普及をサポートするマス・マーケット向けの製品としており、35カ国以上の商用ネットワークで利用できるとする。製品の詳細は別途発表される予定。発表にあたり、モトローラやOPPO、シャオミがコメントを寄せており、これらのメーカーで搭載製品が開発されているとみられる。