アンジェスは8月21日、同社が開発を進めている新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンについて、第1/2相臨床試験を大阪大学医学部附属病院(阪大病院)にて実施する計画であることを発表した。

今回の試験はワクチンとして最適な接種間隔および接種回数などを検討するために実施されるもので、2020年9月上旬より健康成人志願者30名(30例)を対象に接種を開始する予定だとしている。

目標症例数は1回あたりの接種用量2.0mgを基準に、「10例による2週間間隔での2回接種」、「10例による4週間間隔での2回接種」、「10例による2週間間隔での3回接種」としており、2021年9月30日までを予定試験期間(第1回目接種から52週間のフォローアップ期間を含む)とする。

なお、試験の速報結果については、接種完了後の経過観察を経て、先行して進められている大阪市立大学医学部附属病院のものと併せて2020年第4四半期に公表する予定だとしている。