ティアックは、XLRバランス出力を搭載したベルトドライブターンテーブル「TN-5BB」を、8月下旬より発売する。メーカー希望小売価格は168,000円（税別）。
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TN-5BB
TN-5BBは、36mmのMDF製のベースプレートに、優れた剛性を持つ12mmの人工大理石を組み合わせたターンテーブル。積層構造のシャーシを採用したことで、優れた剛性と制振性を備え、高いハウリングマージンを実現した。
人工大理石とMDFの間のワッシャーのは和紙を採用。ゴムや金属でなく和紙を使用することにより、レコードならではの生き生きとした響きを引き出して再生するという。
また、プラッターにはアクリルを採用。レコード盤の素材である塩化ビニルはマイナスの電荷を帯びやすい素材だが、アクリルも同じようにマイナスの電荷を帯びる性質を持ち、こすれ合っても帯電し難い利点があり、直接レコードを載せて再生できる。
そのほか、主な仕様は回転数が33-1/3、45、78回転に対応し、プラッターの下部に設けられた光センサーでプラッターの回転数を検知し、モーターにプラッターの回転に応じたサーボを掛ける回転数自動調整機構を搭載。駆動方式がベルトドライブ。スタティックバランス・ナイフエッジトーンアームを備える。アナログ出力にはRCA端子とXLR端子を搭載する。
本体サイズは450×148×351mm（ダストカバーを閉じた状態。突起部含む）、重さは約10.5kg。電源はAC 100～240V、50/60Hz（ACアダプター）。
デュアルモノーラル、完全バランス入出力回路構成のフォノアンプ
TN-5BBに接続可能なフォノイコライザーアンプ「PE-505」も同時に発売される。メーカー希望小売価格は168,000円（税別）。
ヘッドアンプ、EQ（RIAA）アンプ、最終出力段のバッファーアンプに至るまで、全段でバランス入出力回路構成となっており、カートリッジから出力された微小な信号のピュアリティを保ったまま増幅およびイコライジングを行う。RCA（アンバランス）入力も入力直後から差動伝送に変換する。
高精度のRIAA補正回路の他、DECCA、COLUMBIAの各EQカーブにも対応。MCカートリッジの負荷抵抗に加え、MMカートリッジの負荷容量切り替えも備え、レコードやカートリッジに合わせたセッティングが可能だ。
電源はAC 100V、50/60Hz。本体サイズは290×84.5×252.5mm。重さは4.5g。
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PE-505
