オーディオテクニカは、サイドアドレスマイクロホン「AT2020」と、USBマイクロホン「AT2020USB+」に、メッキを施してショックマウントを付属する限定モデル「AT2020V」と「AT2020USB+V」を発表した。8月31日の発売を予定しており、税別価格は前者が17,000円、後者が22,000円。
AT2020VのベースとなるAT2020は、バックエレクトレット・コンデンサー型の単一指向性マイク。エントリークラスながらスタジオクオリティを実現したハイコストパフォーマンスモデルとしており、自宅録音を始めたばかりの利用者や、手軽にコンデンサーマイクを試したいユーザーを想定する。
限定モデルでは本体にメッキを施した他、専用ショックマウントを付属する。主な仕様として周波数特性は20~20,000Hz、感度は−37dB(14.1mV)、出力インピーダンスは100Ω、S/N比は 74dB以上。本体サイズは160mm×52mm(長さ×本体最大径)で、重さは345g。3ピンXLR-Mケーブルで接続し、DC48V 2mAのファントム電源が必要。
また、AT2020USB+VのベースとなるAT2020USB+は、USBでPCに接続するだけでかんたんに使用できるプラグアンドプレイに対応したサイドアドレスUSBマイクロホン。A/Dコンバーターを搭載して、16bit/48kHzまでのデジタルレコーディングを行える。Web配信やゲームストリーミング、ポッドキャスティングに向くとしており、直接ヘッドホンでモニタリングできるヘッドホン出力端子を備える。
同様にメッキが施され、専用ショックマウントを付属する。主な仕様として周波数特性は20~20,000Hz、16bitで44.1/48kHzの録音に対応。Windows 8.1、Windows 10、Mac OS X以降を搭載するPCで使用でき、本体サイズは162×52mm(長さ×本体最大径)。重さは約386g。