United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は8月11日(米国時間)、「Apple Releases Security Updates for iCloud for Windows|CISA」において、AppleがiCloud for Windowsについて、最新のセキュリティアップデートをリリースしたことを伝えた。セキュリティアップデートには、任意のコード実行やアプリケーションのクラッシュ、コンテンツに対するセキュリティポリシーの回避などといった危険性を持つ脆弱性の修正が含まれている。

  • About the security content of iCloud for Windows 11.3 - Apple Support

    About the security content of iCloud for Windows 11.3 - Apple Support

今回セキュリティアップデートがリリースされたソフトウェアは次の2つ。

  • iCloud for Windows 7.20 (Windows 7以降向け)
  • iCloud for Windows 11.3 (Windows 10以降向け)

アップデート内容および修正された脆弱性に関する情報は、Appleによる次のページにまとめられている。

いずれのソフトウェアにも、ImageIOに関する12件の脆弱性と、WebKitに関する8件の脆弱性の修正が含まれている。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)では、ユーザーおよび管理者に対して、上記のセキュリティ情報をチェックした上で必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。