LINEは8月6日、コミュニケーションアプリ「LINE」において、指定のURLにアクセスすればグループ通話に参加できる新機能「LINEミーティング」の提供を開始した。
「LINEミーティング」は、スマートフォン版「LINE」のバージョン10.13.0、パソコン版「LINE」バージョン6.2.0以上で利用できる。
「LINEミーティング」は、作成したURLにアクセスすればグループビデオ通話が可能となる新機能。これまでのグループ通話は、参加メンバーが変わるとその都度グループを作る必要があったが、この機能ではそうした設定なしに、URLにアクセスした人と通話を行うことができる。
ミーティング作成者はスマホ・PCアプリともに2ステップでURLを発行可能。URLを通じてLINEの友だちを招待するか、友だちとのトークにURLをシェアして、参加者にミーティングの開催を伝えて利用する。オンライン会議など案件ごとに話したいビジネスシーンや、オンライン飲み会やお茶会などプライベートまで、スマートフォン、パソコンどちらからでも使えることが特徴となっている。
参加者は、ミーティング開催時間に指定のURLにアクセスするだけでグループ通話に参加できるほか、ミーティングの途中に新たな参加者を招待することも可能だ。
利用者の安全を確保するため、18歳未満と年齢認証を経ていないユーザーには、同機能の利用に制限をかける。加えて、迷惑行為への対策として、32桁以上の複雑なミーティングURLを設定し、URL以外の経路で通話に参加できない仕様となっており、URLを知らないユーザーは参加できない。
万が一、意図しないユーザーが参加したり、迷惑行為をするユーザーがいたりした場合、強制的にグループ通話から退出させられる「Kick out」機能も備えている。
「LINEミーティング」のビデオ通話では、エフェクトやフィルター(スマートフォン版:106種類のエフェクト/41種類のフィルター、パソコン版:12種類のフィルター)を利用できる。背景エフェクトも使って、ビデオ通話上の自分を演出しながらグループ通話を楽しめる。また、スマートフォンの画面をシェアしたり、YouTubeを一緒に見られる「みんなで見る」機能を搭載する。