JVCケンウッドは7月29日、ビクターブランドより、テレビ用ワイヤレススピーカーシステム「SP-A900」(サブブランド「みみ楽」)を発表した。ブラックとホワイトの2色展開で、発売開始は7月下旬。価格はオープンで、直販価格は税込17,800円。
テレビの音が聞き取りにくいと感じている人向けに、テレビから離れた場所でもクリアな音声が手元で楽しめるワイヤレススピーカーシステム。接続は2.4GHzデジタルワイヤレス方式で、テレビに取り付ける送信機と、音を受信するスピーカーがセットになっている。テレビから離れた場所で、障害物があっても音が途切れにくく、ノイズの少ない音声で聞き取れるという。
スピーカー部の音量ダイヤルを最大にしても音量が物足りない場合、さらにボリュームを大きくする「大きめ音量」機能により、テレビの設定に関わらずスイッチのオン/オフのみで入力信号を約13倍に増幅できるという。また、人の声の周波数帯域を中心に増幅し、ニュースのアナウンスやドラマのセリフなどをクリアに聞き取りやすくする「はっきり音声」機能も搭載する。
スピーカー部(受信機)はIPX2相当の生活防水に対応し、キッチンなどの水回りでも使用できる。電源や各種機能のオン / オフなどの操作がしやすいよう、大きなツマミとわかりやすい大きな文字を採用している。
送信機の電源は付属のACアダプタ―。スピーカー部の電源は内蔵充電池、もしくは別売のACアダプターだが、スピーカー部を送信機の上に置くだけで充電できる「のせるだけ充電」が行える。連続使用時間は約20時間(5mW+5mW出力時)で、4段階の充電残量表示機能を搭載。音声入力がない状態が一定時間続くと自動で電源をオフにする「ツインオートパワーセーブ」機能も備える。
本体サイズはスピーカー部(受信機)がW189×D71×H132mm、重さが約453g(内蔵充電池含む)。送信機はW186×D74×H34mmで、約153g(コード含む)。スピーカーユニットは口径40mm×2(ステレオ)、実用最大出力は1W+1W。ヘッドホン端子(ステレオミニ)を搭載する。