JVCケンウッドは7月22日、ケンウッドブランドのドライブレコーダー「DRV-C750」を発表した。360度撮影に対応した高性能モデルで、別売のリアカメラを増設することも可能。並走車による左右からの幅寄せや車内外におけるトラブルなど、前方や後方撮影用のドライブレコーダーではカバーできない証拠撮影に活躍する。価格はオープンで、予想実売価格は40,000円前後。8月下旬より発売する。
360度撮影が可能なドライブレコーダー。前方 / 後方 / 左右 / 車室内の撮影が可能で、前/後方のあおり運転、並走車による左右からの幅寄せ、車内におけるトラブルなど、あらゆる状況を記録できる。垂直方向の画角は240度までで、明暗差が激しい環境下で起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑える「HDR機能」にも対応する。
撮影モードは、360度撮影するパノラマモード / 前後2分割撮影 / 前後左右4分割撮影 / 前後左右を俯瞰して撮影するラウンドモードを用意。撮影は、常時撮影 / 手動撮影 / イベント記録 / 駐車撮影に対応する。
撮像素子は1/2.5型CMOSセンサーで、F1.8の明るいレンズを使用。解像度はラウンドモードで1,856×1,856ドット、パノラマモードで1,920×960ドット、2分割 / 4分割モードで2,048×1,536ドット。フレームレートは27.5fps。
ディスプレイは2.4型で、記録メディアには32GBまでのmicroSDHCメモリーカードを使用可能。本体サイズは約W74×D32×H86.1mm、重さは約129g(microSDメモリーカード、取り付けブラケット含む)。
別売のリアカメラ「CMOS-DR750」を接続すれば、あおり運転で重要となる後方をより鮮明に撮影できる。予想実売価格は10,000円前後。