パナソニック サイクルテックは7月20日、電動アシスト自転車スポーツタイプ(e-BIKE)のフラッグシップとなる新モデル「XM-D2 V」を発表した。発売は8月3日、税別価格は638,000円。

  • パナソニックのe-BIKEでフラッグシップとなるXM-D2 V

XM-D2 Vは、以前の限定モデル「XM-D2」の後継。オフロードで安定した走行を実現する前後サスペンションを搭載し、要望が多かったというドロッパーシートポストを装備した。車体の乗り降りを始め、急勾配の下り坂でサドル高を下げて姿勢を安定させるといった使い勝手を提供する。

変速はフロント内装2段・リア外装11段シフト(計22段シフト)。内装2段のマルチスピードドライブユニットは、ギヤが常にかみ合う構造となっており、電子制御で変速。チェーン変速と比較して、スムーズで静か、そして不具合が少ないとしている。リアの変速コンポーネントには、シマノのマウンテンバイク用変速システム「SLX」を採用した。

バッテリーの容量は36V-12Ah(25.2V換算で17.1Ah相当)、充電時間は4.5時間。走行モードとアシスト距離は、HIGHモードが約61km、AUTOモードが約75km、ECOモードが約107km。

フレームサイズは420mm、全長は1,895mm、全幅は750mm、タイヤサイズは前27.5×前2.80HE、車体質量は26.5kg。カラーはプラチナムメタリックシルバーの1色。