タイガー魔法瓶は7月16日、IH炊飯ジャー<炊きたて>シリーズの50周年記念モデルとして、「土鍋圧力IH炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き(JPL-A100)」を発表した。
新製品の特徴は、丹精仕上げ機能の追加による甘みやハリの増加と保温機能の進化。また、0.5合の少量炊きでも美味しく炊ける少量炊き機能の追加。発売日は9月10日で価格はオープン、市場推定価格は128,000円前後(税別)。カラーはストーンブラックとコーラルホワイトの2色。
土鍋ご泡火炊きシリーズは、内なべに本物の土から作った「本土鍋」を使用した炊飯ジャー。本土鍋を採用することで、最高温度が約280℃と金属釜より高い火力が得られるほか、土鍋の遠赤効果による輻射熱によって、お米の旨味をより引き出せるという。
また、土鍋は表面に細かな凹凸があるため、沸騰中に細かな大量の泡が発生するのも特徴。この泡がお米を包んで表面を守るため、お米同士がぶつかって表面の傷つきを防ぐ。これにより、お米の傷から流れ出す旨味成分のデンプンを閉じ込め、表面はつややかで、もっちりとした食感のごはんに炊き上げる。
新製品ではこれらの基本機能に加えて、炊飯の仕上げ行程にこだわった「丹精仕上げ」を採用。炊飯後の蒸らし温度をゆっくりと変化させ、従来モデル以上に米の甘みを引き出す。さらに、新搭載の「ハリつやポンプ」が過剰な蒸気を取り除き、仕上げ時の余分な水分をコントロールすることによって、従来よりもハリのある食感にできるという。
ハリつやポンプを利用した「おひつ保温」機能も新しく備わった。炊き上がりから一定時間が経過するとハリつやポンプが動作し、外気を取り込みつつ蒸気を放出しながらごはんを保温する。
内なべを「呼吸」させることで、木製のおひつが空気や水分をコントロールしてごはんを美味しく保温するように、時間がたっても香りや色の変化を抑えて保温できるという。タイガー魔法瓶の調査によると、従来モデル「JPG-X100」と比較して、おひつ保温機能を有効にしたJPL-A100では、においが約22%、黄ばみが約19%低減した。
土鍋ご泡火炊きシリーズは以前から、内なべに中ぶたをセットすることで1合という少量のお米も美味しく炊飯できる「一合料亭炊き」機能を採用していたが、新製品のJPL-A100では、この一合料亭炊きが0.5合にも対応するようになった。
本体サイズは幅29×奥行き35.1×高さ22cm、重さは約7.4kg。最大炊飯容量は5.5合。搭載メニューは、エコ炊き、白米(銘柄炊きわけ対応)、一合炊き、早炊き、炊込み(白米・一合・麦・雑穀・玄米)、おかゆ、玄米、麦めし押麦、麦めしもち麦、雑穀、おこわ。「銘柄巧み炊きわけ」では50種類のお米の銘柄に最適となるよう炊き分けられる。
発売記念キャンペーン
土鍋圧力IHジャー炊飯器「JPL-A100」を予約して購入すると、全員に「炊き比べ銘柄米6種セット」または「ごはんのおとも6種セット」をプレゼント。期間は2020年9月9日まで。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。