GMOインターネットグループのGMO TECHは15日、不動産賃貸領域における不動産テック事業を柱とする新会社、「GMO ReTech」の設立を発表した。正式な設立は7月29日になる予定。

「GMO賃貸DX」ブランドロゴ(同社資料より)

「GMO賃貸DX」ブランドロゴ(同社資料より)

"賃貸運営を楽にする"をミッションに賃貸オーナーや入居者向けに不動産賃貸手続きにおける契約の電子化サービスや運営、管理を支援するアプリケーションプラットフォームなどの不動産テックサービスを展開し、ブランド「GMO賃貸DX」の確立を目指す。新会社の代表には、GMO TECH代表取締役社長CEO 鈴木 明人氏が就任する。

いくつかのサービスの予定も発表されており、2020年末を目標に賃貸不動産オーナー向けに入居者情報管理、月次収支報告の管理を行うアプリケーションプラットフォームや電子契約サービスの提供。2021年1月には、賃貸不動産の入居者向けにお知らせ掲示板、賃貸借契約書管理機能、家賃振替用口座管理機能を持つアプリケーションプラットフォーム、2021年上半期には、不動産業界に特化した電子契約システムやバーチャル口座システムの提供を掲げている。