日本放送協会(NHK)は、10月1日に受信料の値下げを実施する。新たな受信料(税込)は、口座・クレジット支払いの場合、地上契約が月額1,225円で現行料金(月額1,260円)から35円安くなる。衛星契約の新料金は月額2,170円で、現行の月額2,230円から60円の値下げとなる。

  • NHK受信料値下げ

NHKは7月10日、総務省に申請していた放送受信規約の一部変更について、総務大臣の認可を受けたと発表。「令和2年度収支予算、事業計画及び資金計画」の国会の承認により決定した受信料の値下げを実施するため、受信規約を変更する。

2カ月払い、6カ月前払い、12カ月前払いの料金もそれぞれ値下げされ、一例として6カ月前払では地上契約は175円、衛星契約は300円安くなる。12カ月前払いの値下げ幅は、地上契約が340円。衛星契約の値下げ幅は口座・クレジット払いが585円、継続振込等が580円。なお、沖縄県は料額が異なる。

2020年10月以降分を値下げ前の受信料額で前払いしていた場合は、2020年10月以降に精算するという。値下げ後の受信料は以下の図のとおり。

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