第10世代Core i5にK付きの最上位モデル

Intelの第10世代Coreに、新モデル「Core i5-10600K」が追加された。第10世代Coreでは、すでにi9とi7ではK型番のアンロックモデルが登場していたが、i5はこれが初めて。より安くオーバークロックが楽しめるのは嬉しいところだろう。6コア/12スレッドは同じだが、TDPが125Wに上がっている点は注意。価格は36,000円前後。

  • Intelの「Core i5-10600K」(写真提供:オリオスペック)

    Intelの「Core i5-10600K」(写真提供:オリオスペック)

今回発売されたi5-10600Kのコアクロックは、ベース4.1GHz/ブースト4.8GHz。i5-10600無印からは、ベースクロックが0.8GHz引き上げられ、TDPが65Wから125Wへと増えた点が主な違いだ。それ以外の仕様はほぼ同じだが、CPUクーラーは付属しないので別途用意する必要がある。価格差は4,000円程度だ。

B460搭載マザーに定番のTUFモデル

ASUSの「TUF Gaming B460-Plus」は、Intel B460チップセットを搭載するATXマザーボード。コスパの高さで人気のTUFシリーズということで、定番モデルとなりそうだ。価格は15,000円前後。またmicroATXの廉価モデルも2種類発売となっており、価格は「Prime B460M-A」が12,000円前後、「Prime B460M-K」が10,500円前後。

  • ASUSの「TUF Gaming B460-Plus」。安価ながらデュアルM.2やLED等を搭載

  • LANはIntel「I219-V」によるGbEを搭載。映像出力はDisplayPortとHDMIだ

Crucialから最大2TBの新型M.2 SSD

Crucial(Micron)の「P5」は、プロユーザー/ゲーマー向けに設計されたというM.2 NVMe SSD。データ転送速度は、リード時が最大3,400MB/s、ライト時が最大3,000MB/sと、従来モデル「P2」より大幅に高速化されている。ラインナップは、250GB、500GB、1TB、2TBの4種類で、価格は7,500円前後、10,500円前後、22,000円前後、48,500円前後。

  • Crucialの「P5」。Micron製の3D NANDを搭載しており、保証期間は5年だ

  • サイズは2280タイプ。インタフェースはPCI Express 3.0 x4に対応する