Microsoftは米国時間2020年6月23日、新Microsoft Edgeの同期サービスがMicrosoft 365 Business Premium(旧Microsoft 365 Business)契約者で有効になったことを公式ブログで明らかにした。本機能はAzure AD(Active Directory) Premium P1/P2やOffice 365 E3以上などの契約を必要とし、お気に入りやパスワード、フォームの入力情報、Microsoft Edgeの設定などの同期を行う機能である。

  • Microsoft Edgeの同期機能。Azure ADアカウントやMicrosoftアカウントでサインインすることで利用できる

    Microsoft Edgeの同期機能。Azure ADアカウントやMicrosoftアカウントでサインインすることで利用できる

2020年4月30日より以前からAzure ADアカウントでサインインしている場合は、再サインインが必要。5月以降にMicrosoft 365 Business Premiumを契約している場合の操作は必要ない。本同期機能を使用するにはAzure Information Protection、Azure AD Enterprise State Roamingとの構成が必要。詳細情報は公式ドキュメントの参照を推奨する。なお、Microsoftアカウントによる同期は以前からサポートされていた。

阿久津良和(Cactus)