SAPジャパンは6月23日、中堅・中小企業向けERPパッケージの最新版「SAP Business One」バージョン10.0を提供開始すると発表した。

最新版では、Webクライアントに対応したほか、承認プロセスやシリアル・ロット番号管理・ユーザー定義項目が強化され、Microsoft Office 365との統合機能などが追加された。

WebクライアントはSAP Fioriの設計原則に基づいており、コアプロセスに加えて、高度な分析チャート機能を提供する。

  • 「SAP Business One」バージョン10.0のWebクライアントの画面

また、Microsoft Office 365およびOneDriveと統合されたことで、文書レイアウト、グリッド結果、レポートをExcelおよびWordに適切にエクスポートすることが可能になった。