パスモは6月22日、総務省が推進するマイナポイント事業に参加し、「PASMOマイナポイント加算サービス」を実施すると発表した。対象期間中、同サービスに登録したPASMOにチャージすると、チャージ額に応じたマイナポイントが貯まり、1ポイント1円換算でPASMOにチャージできるようになる。

マイナポイントとは、国・総務省がキャッシュレス決済事業者と連携し、2020年9月から2021年3月末までの期間限定で実施するポイントプログラム。マイナポイントに申し込み、参加しているキャッシュレス決済事業者を1つ選ぶと、選択したキャッシュレス決済サービスのポイントとしてマイナポイントが付与される。マイナンバーカード保有者が対象の消費活性化施策だ。

PASMOのマイナポイント事業参加にあたり、2020年9月1日～2021年3月31日の期間で、パスモは「PASMOマイナポイント加算サービス」を実施する。利用者は、マイナポイントのキャッシュレス決済事業者としてPASMOを選択すると、ポイント集計期間にチャージした額の25％分のPASMOマイナポイントが加算。貯まったポイントをPASMOへチャージできるようになる。

ポイント加算上限は5,000ポイント。期間中のチャージ額の累計が20,000円以上の場合、累計5,000ポイントが加算された（累計20,000円以上チャージした）月の約3カ月後に、ポイントをPASMOにチャージできる。

また、期間中のチャージ額の累計が20,000円未満の場合、ポイント集計期間終了から約3カ月後の2021年6月中旬ごろに、1ポイント1円として、ポイントを登録済みのPASMOにチャージできるようになる。