従来モデルからの買い換えはアリ?
我が家のように、すでにpopIn Aladdin旧モデルを購入している人なら、新モデルへの買い換えも気になるかもしれません。今回、新モデルを利用して「場合によっては買い換えもアリ、映画を観る我が家は間違いなく買い換え」だと感じました。
新モデルになって特に大きく感じたメリットは4つ。
1つは、画面が前モデルよりも壁下側まで投影できるようになったこと。旧モデルは投影用ランプの上下可動域が最大18度でしたが、新モデルは32度まで下げられます。我が家のようにライト(レンズ)から壁までの位置が近いと、座った状態の目線より少し上の位置に投影せざるえなかったのですが、新モデルではピッタリ目線位置まで画面を下げられました。長時間映画を観る場合は、画面位置が目線の高さにあると疲れにくいので、これはありがたい進化。
2つ目は、画面が旧モデルより大きくなったこと。専用の単焦点レンズを搭載することで、投影距離に対する画面サイズが大きくなります。たとえば、1.56mの距離だと、旧モデルは約60インチサイズで投影されましたが、新モデルは100インチです。
3つ目は、照明機能の進化。旧モデルでは、照明の明るさ・調色を36段階でしか変更できませんでした。新モデルでは、明るさ100×調色100という一万通りの明かり調整が可能になりました。「あと少しだけ暗くしたい」といったときに、思った通りに調光できるのはうれしいところです。
最後が画質のアップ。旧モデルはHD解像度でしたが、新モデルはフルHDに進化しています。個人的には、今回のモデルチェンジで一番うれしかったのがこの解像度アップ。新モデルで映画やコンサート映像を観ると一目瞭然です。新モデルは映像がシャープになり、コンサート映像ならアーティストのスカートのシワまではっきり確認できるようになりました。
自宅にpopIn Aladdinを導入してから1年以上になりますが、狭い部屋でも大画面映像と天井からの音響が楽しめるのは本当に便利。我が家では寝室で利用しているので、普段は映像を目線の高さで表示させ、寝るときは天井近くに表示といったように、テレビではできない使い方がとても気に入っています。照明としても、1万通りの調光・調色に対応するなどなかなか高性能で、日常使いにうれしいポイントのひとつ。使い方しだいで生活レベルをワンランク上げてくれる製品だと実感しています。