Telexistence(TX)は4月20日、小売業界に向けた新しいクラウドロボティクスサービスの提供に向けて、日本マイクロソフトと協業すると発表した。

今回の協業において、両社はTXが開発を進めているAWP(Augmented Workforce Platform:拡張労働基盤)およびロボットのクラウド基盤にMicrosoft Azureを全面的に採用し、店舗での商品陳列や人材採用などの業務を、地理的制約を受けずに可能にする小売業界向けクラウドロボティクスサービスを開発する。

将来的には、商品陳列業務と決済自動化技術を組み合わせることで、本サービスを通して、人件費の削減や業務効率化を図るだけでなく、商品開発などの新たな需要創造につながるよう支援。

また、日本マイクロソフトが持つ小売・流通業者とのパートナーネットワークを活用し、実店舗のデジタル化や店舗間のネットワーク化などによるデジタルトランスフォーメーションの推進を支援するという。

マイクロソフトはグローバルで展開するスタートアップ支援の一環として、海外でのTXの事業展開を支援し、主に中国、米国市場におけるマイクロソフトの法人顧客紹介と各地域でのMicrosoft Azureを活用したソリューションの開発に向けた連携を進めていく。