キオクシア(旧:東芝メモリ)は4月15日、microSD/SDメモリカードや、USBメモリ、SSDといったパーソナル向けフラッシュメモリ/ストレージ製品の新ブランド「キオクシア(KIOXIA)」の立ち上げを発表。欧州やアジアの一部地域を皮切りに、4月中旬から世界各地域で順次展開する。日本国内での発売は5月中旬以降を予定している。

  • パーソナル向け「キオクシア」ブランド誕生

    パーソナル向け「キオクシア」ブランドのSSDなど、4月中旬から世界各地域で順次展開

パッケージやラベルには、ライトブルーやマゼンタなど6色の「コミュニケーションカラー」を用いた新デザインを採用。詳細な製品ラインナップや価格などについては決まり次第発表するという。

SSDについては、microSDカードやUSBメモリといった製品群の5月中旬以降発売よりも少し遅れる可能性があるものの、「HDDからのアップグレード用や、パフォーマンスを求めるゲーマー向けのハイエンドモデルまで、幅広いラインアップをそろえる予定」とのことだ。

キオクシアは、2019年10月の東芝メモリからの社名変更によるビジネス向け製品のブランド変更に続き、パーソナル向けにも、ロゴやカラーを一新したキオクシアブランドを展開していく。同社では「東芝ブランド時代に築き上げた高い品質・性能・信頼性を引き継ぎながら、市場のニーズに対応した新製品の開発と生産を進める」としている。