テンダは4月9日、同社が提供するRPA導入課題解決のソリューションプラットフォームの最新版として、「D-Analyzer 2.0.0」をリリースした。新バージョンでは、任意の作業ラベルを始点とするフローチャートの抽出表示が可能になり、RPAに適した業務選定がさらに容易になるという。

  • フローチャート画面

D-Analyzerは、ユーザーの操作ログデータを収集する「D-Analyzer Client」(収集処理)と、収集したログデータを分析・可視化する管理用の「D-Analyzer Server」(分析処理)で構成する、RPA導入支援ソリューションプラットフォーム。

操作ログからボトルネックになっている作業の抽出やRPA化に適した業務を見える化する。

新バージョンでは、 取得した操作ログを集計・分析して、任意の作業ラベルを始点としたフローチャートの抽出表示が可能になる。この機能によって、ユーザーは選択した作業ラベルに紐付く作業を1つの固まりとして可視化可能なため、RPAに適した実施頻度の高い作業の抽出が容易になるという。

また、フローチャート内ノードの全文字表示や作業時間、作業回数といった情報を追加したCSV出力機能など、利便性向上の機能強化も対応したとしている。