米NVIDIAは3月23日(現地時間)、GeForce NOW AllianceにKDDIが加入したと発表した。日本国内向けのGeForce NOWの展開では、先にソフトバンクとともに展開することを発表済みで、事前登録も始まっている。KDDIは世界において7番目のパートナーとのこと。

  • NVIDIA、ソフトバンクに次いでKDDIとも「GeForce NOW」を展開

従来、ゲームは手元のPCやスマートフォン等の端末側で映像を生成してプレイするもので、端末の性能に依存していた。ゲーミングPCが高性能なCPU、高性能なGPUを搭載するのはこのためだ。

ゲームストリーミングサービスのGeForce NOWは、PCをはじめ、Macでも、そしてAndroidを搭載したスマートフォンやタブレット、TVといったモバイルデバイスにも対応している。GeForce NOWはそうした負荷をクラウド上のサーバが処理し、ネットワークを通じてストリーミングする。手元の端末がこれまでのゲームに適さない性能だったとしてもネットワークに接続していることでプレイ可能とするものだ。

ネットワークでは遅延(レイテンシ)が問題となるが、RTXサーバーを設置し、5Gなど高性能なネットワークを使用することで、レイテンシがもっとも低い方法を使いGeForce NOWを提供できるとしている。