米Slackは3月18日(現地時間)、公式ブログにおいてUIをアップデートしたと発表した。これにより、シンプルで使いやすいエクスペリエンスを実現するという。

今回のリリースではナビゲーションバーを用いたチャンネル操作と組織全体の検索、主要な会話・ファイル・アプリなどをすべてサイドバー上部に表示。また、新しいメッセージ作成ボタンでSlackのどこからでも簡単にメッセージの作成、チャンネル・メッセージ・アプリを折りたたみ可能なセクションに自在に整理することができることに加え、ショートカットでアプリをすばやく操作することを可能としている。

新しいナビゲーションバーは、Slack の検索や直近の会話の切り替えが従来より素早くなり、ショートカットキーを使った入力は必要なく、サイドバーの上の方には重要な情報がまとまっており、メッセージへのメンションとリアクション、ファイル、メンバー、アプリをすべてサイドバーで見られるようになっている。新しい作成ボタンはメッセージの送信先の相手やチャンネルを決める前に簡単にメッセージの下書きを始めることができ、下書きの保存も可能。

  • ナビゲーションバーのイメージ

    ナビゲーションバーのイメージ

また、有料プランのユーザーはチャンネル、ダイレクトメッセージ、アプリをサイドバー内のカスタマイズ可能なセクションに独自に整理でき、セクションに名前を付け(絵文字の使用可)、セクション内のチャンネルや会話をドラッグ&ドロップして並べ替えられる。

さらに、重要なツールを簡単に見つけて使えるようになっており、複数のウィンドウやタブを切り替えるのではなく、ショートカット(メッセージ入力フィールドの横にある稲妻アイコン)をクリックするだけでアプリの操作を開始できる。