Sonos Japanは、バッテリーを内蔵したポータブルスマートスピーカー「Sonos Move」の先行販売を3月6日から開始する。まずAmazon.co.jpとBEAMSの一部店舗、およびオンラインストアで販売され、3月20日から全国販売を開始する。価格は税別46,800円。

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    Sonos Move

ホームオーディオ機器を展開するSonosブランド初の充電式ポータブルスマートスピーカーで、GoogleアシスタントとAmazon Alexaが利用できる。Sonosスピーカーとして初めてBluetoothにも対応し(Bluetooth 4.2準拠)、Wi-Fi環境がない場所ではBluetoothスピーカーとして使える。コーデックはSBCとAACをサポート。

屋外使用を想定して耐久性を高めており、落下や衝撃、雨、埃、紫外線、極度の寒暖などに対する耐性試験をクリア。IP56の防塵・防水性能を備えている。また、持ち運びしやすいように背面にはハンドルを装備。本体カラーはシャドーブラック。

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    利用イメージ

本体内部には、下方放射型ツイーター1基と、ミッドウーファー1基を搭載。ミッドウーファーで中音域のボーカル周波数帯を忠実に再現し、「深みのあるリッチなベース音」を再生。下方放射型ツイーターでクリアな高音域を再生し、「ウルトラワイドなサウンドを均等に放射する」という。これらを2つのクラスDデジタルアンプで駆動する。

Sonos独自の「Trueplayチューニング」機能を備えており、スピーカーが周辺環境に合わせて自動的に最適なバランスにイコライザーを調整。「室内での利用はもちろん、庭のすみずみまでパワフルなサウンドを届ける」としている。

スマートスピーカー機能用の遠距離対応マイクアレイを4基装備。音声コマンドに応答していることを知らせるチャイム音を鳴らす機能も備える。

トップパネルは、静電容量式のタッチ操作に対応。音量調節や曲送り/曲戻し、再生/一時停止の操作、マイクのステータス確認などが可能。LEDで各種ステータスや、音声フィードバックを表示する。

Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)をサポート。AirPlay 2に対応し、iOS 11.4以降のAppleデバイスとワイヤレス連携可能。さらに、日本では50以上のストリーミングサービスも利用できる。

連続再生時間はフル充電で約10時間、充電はUSB Type-C。本体サイズは160×126×240mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリー込みの重さは3kg。

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