千葉・幕張メッセで2月7・8日にわたって開催された「ジャパン アミューズメント エキスポ 2020(JAEPO 2020)」で8日、稼働開始から14年目を迎える「機動戦士ガンダム 戦場の絆」のスペシャルステージが実施され、テレビ東京系列のバラエティ番組『絆体感TV 機動戦士ガンダム 第07板倉小隊』に出演していた、インパルスの板倉俊之らが登壇。来場者とのエキシビジョンマッチが行なわれたほか、「戦場の絆」シリーズの新展開が発表された。
「機動戦士ガンダム 戦場の絆」は、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するモビルスーツ(MS)を使い、チームを組んで戦うアーケードゲーム。本物のコックピットを彷彿とさせる筐体、4人や6人で組むチームによる戦略性の高さで高い人気を誇っている。
さらに、選べる機体は「機動戦士ガンダム」シリーズから、200種以上のMSが参戦。この日のイベントでは、最新機体として「RX-0 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ」や、『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』でニクい活躍を見せた「ARX-014S シルヴァ・バレト・サプレッサー」が紹介された。
ステージには、板倉小隊から、板倉俊之(インパルス)森本英樹(ニブンノゴ!)、エースパイロットとしておなじみのカバパン、L P Nが登壇。声優・豊崎愛生はVTRにて出演した。
「よく来たな! 土日休みの命知らずども」と、気合の入った呼びかけで登場した板倉隊長。
初回放送が2011年10月で、「戦場の絆」イベントへの参加は久々のだったこともあり、当時幼かった森本の娘がもう20歳になった、カバパンは衣装がパツパツになるほど体形が変化したことなど、冒頭はお互いの近況報告で盛り上がった。
エキシビジョンマッチでは、会場に詰め掛けたファンの中から板倉隊長自ら対戦相手を選ぶ流れに。1戦目は階級「元帥」の有名プレーヤーを2名も擁する相手に、久々のプレーとなる板倉隊長、森本はカンを取り戻せず、善戦するも敗北した。
「このままでは終われない!」と臨んだ2戦目では、1戦目の反省を生かし!?まだ経験の浅いプレーヤーを指名する板倉小隊のメンバーたち。
板倉隊長が「ジム・スナイパーII」を駆り、久々に狙撃を行うことをハンデとして対戦した。結果は、狙撃は当たらずも、作戦成功となった板倉小隊チーム。しかし盛り上がりの微妙さを肌で感じたようで、カバパンも「俺たちは一戦目みたいに頑張っても負ける感じが合っている。始めたての人たちに余裕を見せて勝つのは違うでしょ」と反省。板倉隊長、森本から「だったら番組を復活させて、もっと経験させてくれ!」との叫びが飛び出した。
そんなやりとりの最中、VTRで豊崎愛生が乱入。
2020年冬に「機動戦士ガンダム 戦場の絆」全国大会が開催されること、さらに「機動戦士ガンダム 戦場の絆II」の制作が発表された。会場では「機動戦士ガンダム 戦場の絆II」のPVのみが公開され、まだまだ詳細は謎に包まれている。
だが、冬に開催される全国大会が現在稼働している「機動戦士ガンダム 戦場の絆」でタイトルを獲ることができる最後の機会となる可能性があることから、板倉隊長以下、板倉小隊のメンバーで全国大会本選出場を目指し、再び戦場に向かうことを誓った。
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