スイスの時計ブランド「オメガ」から、手巻き機械式クロノグラフムーブメント「キャリバー 321」を搭載した腕時計「スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール」(311.30.40.30.01.001)が登場する。価格は1,661,000円(税込)。2020年初旬の発売となっているが、2月上旬の時点でまだ日本には届いていないようだ。
2019年に復刻されたキャリバー 321は、同年7月の「スピードマスター ムーンウォッチ 321 プラチナ」に初めて採用された。今回の新作は、そのステンレススチール製モデルとなる。
キャリバー 321の祖は、1957年の初代スピードマスターに搭載されたもの。また、1965年に宇宙飛行士のエド・ホワイトが宇宙遊泳するとき、腕に巻いた時計「スピードマスターST 105.012」にも使われていた。
新作の「スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール」は、エド・ホワイトが愛用したという第3世代のデザインを反映。ブラックセラミック製のベゼルリングはポリッシュ仕上げで、ホワイトエナメルのタキメータースケールを配置している。また、「往年のモデルを彷彿させる特徴が敬意を持って再現された」とする、「ドット オーバー 90」や「ヴィンテージのオメガロゴ」なども大きな見どころ。
ケースとブレスレットの素材はステンレススチール、ケース直径は39.7mm、風防は内面無反射コーティングの強化サファイアガラス、防水性能は5気圧。パワーリザーブは55時間。シースルーバックの裏ぶたからは、美しいキャリバー 321と優雅な動きをながめられる。