国産高級時計のグランドセイコーから、「グランドセイコー」誕生60周年を記念した全4機種のコレクションが登場する。2020年2月~4月に、国内と海外で順次発売していく。
グランドセイコーが誕生したのは1960年。今回の記念モデルは、グランドセイコーのブランドカラー「紺色」をダイヤルカラーとして、印象的な雰囲気に仕上がっている。
ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000「SBGH281」
毎秒10振動という高速なメカニカルハイビートムーブメントを搭載した機械式時計。グランドセイコーのデザイン理念が目指す「燦然(さんぜん)と輝く腕時計」を現代的に解釈したというケースが見どころのひとつ。ダイヤル12時位置にある金色のGSロゴからは放射模様が伸び、赤い秒針にはモノづくりへの情熱が込められているという。
ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは外径40×厚さ13.3mm、風防は内面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス、防水性能は10気圧。メカニカルムーブメントは「仮バー 9S85」、パワーリザーブは約55時間。2月8日の発売で、価格は704,000円(税込)、世界限定1,500本。
エレガンスコレクション レディスメカニカルモデル「STGK015」
レディスモデル専用となるメカニカルムーブメント「キャリバー 9S27」を採用。ムーブメントの厚さが4.49mmと薄く、ケースサイズが外径27.8×厚さ11.2mmというサイズを実現している。パワーリザーブは約50時間だ。ケースのダイヤル外周にはダイヤモンドを45石、インデックスに11石を配置し、女性の腕元を彩る。
ケース素材はステンレススチール、風防は内面無反射コーティングのデュアルカーブサファイアガラス、防水性能は10気圧。2月8日の発売で、価格は1,100,000円(税込)、世界限定300本。
ヘリテージコレクション クオーツモデル「SBGP007」
クオーツムーブメント「キャリバー 9F85」の精度を、標準仕様の年差±10秒から±5秒まで特別に高めたムーブメントを搭載。それを示すように、ダイヤルの6時位置にゴールドのファイブ・ポインテッド・スターを配置している。また、ダイヤルには「2020」をモチーフにした型打ちパターンがあり、1カ所だけ「GS」文字が隠れているという凝りよう。
ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは外径40×厚さ10.8mm、風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。裏ぶたには、18Kイエローゴールドの獅子ワッペンが輝く。3月7日の発売で、価格は440,000円(税込)、世界限定2,500本。
スポーツコレクション クオーツモデル「SBGP015」
ブルーのダイヤルと調和する、ブルーセラミックスベゼルを採用。20気圧防水や、16000A/mという高い耐磁性能(JIS耐磁時計2種)を持つ。
ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは外径40×厚さ12.4mm、風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス。上記のSBGP007と同じクオーツムーブメント「キャリバー 9F85」だが、年差は標準仕様の±10秒となる。4月17日の発売で、価格は440,000円(税込)、世界限定2,000本。