ユニアデックスは、医用科学・ヒーター機器の製造メーカーであるサカエと共同で、IoTデバイス装置を持つ「工程管理ソリューション」の実証実験を2020年3月末まで実施すると発表した。

実証実験では、サカエ鬼石工場(群馬県藤岡市)のヒーター製造工程に、ユニアデックスが作業工程の進捗状況を取得するためのIoTデバイスと工程管理のソリューションを適用し、従来の工程管理手法と比べて、手続きの容易さや社内情報共有のスピードがもたらす効果について検証する。

各製造工程に「IoTデバイス付きのネットワーク装置」を設置し、作業員の作業状況をIoTデバイスのスイッチが「ON/OFF」されることで集約集計し、全ての作業進捗状況を大型画面で情報共有する。

  • 実験概要

この実証実験では工場内での作業工程の進捗状況をタイムリーに取得し、作業員同士が情報共有することを目的とし、従来の工程管理手法と比べ、手続きの容易さや社内情報共有のスピードアップがもたらす効果について検証する。

ユニアデックスは、今回の検証結果を基に、2020年度上期の提供を目指す。