◆Middle-earth:Shadow of War(グラフ45~47)

Warner Bros
https://warnerbros.co.jp/game/shadowofwar/

  • グラフ45

  • グラフ46

  • グラフ47

相対的に言えば相変わらずRyzen Threadripper 2990WXが低い性能ではあるのだが、その差は他のゲームに比べるとずっと少ない。実際平均フレームレート(グラフ45)を見ると、2.5K以上はどれも大差ないという感じになっている。最大フレームレート(グラフ46)は、どれも200fps以上の結果になっており、現実問題としてここでの差は意味がない。最小フレームレート(グラフ47)は暴れすぎで参考にならないという、これまでと同じ結果である。

◆Shadow of the Tomb Raider(グラフ48~54)

SQUARE ENIX
https://tombraider.square-enix-games.com/en-us

  • グラフ48

  • グラフ49

  • グラフ50

  • グラフ51

  • グラフ52

  • グラフ53

  • グラフ54

まず平均/最大/最小フレームレート(グラフ48~50)を見ると、またしてもRyzen Threadripper 2990WXのスコアだけが突出して低い事が判る。逆に言えば、それ以外の製品に関してはほぼ同等であって、2Kでこそ多少バラつきはあるものの、その先は概ね収束しているとして良い。では、実際のフレームレート変動は? ということでまず2K(グラフ51)を見ると、Ryzen Threadripper 2990WXに関してはかなりひどい結果になっている。もっともここまで激しくフレームレートが変動するのは2Kのみで、2.5K~4Kでは時折ピークはあるものの、変動幅はずっと小さくなっているし、変動の頻度も減っている。要するに、GPUをフルに使う(=PCI Express経由でのアクセスが多くなる)と、何かしらボトルネックが露呈しやすいのかもしれない。

◆Tom Clancy's The Division 2(グラフ55~61)

Ubisoft
https://www.ubisoft.co.jp/division2/

  • グラフ55

  • グラフ56

  • グラフ57

  • グラフ58

  • グラフ59

  • グラフ60

  • グラフ61

平均(グラフ55)/最大(グラフ56)フレームレートは意外なほどに差が無いというか、2Kを除くとほぼ同等といったあたりに落ち着いている。最小フレームレート(グラフ57)は流石にRyzen Threadripper 2990WXが妙に低めになっているが、その他はほぼ同等といったところ。フレームレート変動を見ると、2K(グラフ58)のみちょっとRyzen Threadripper 2990WXの変動が多く、なるほど最低フレームレートが低い訳だというのが納得できるが、2.5K(グラフ59)~4K(グラフ61)では全く差が見られない。むしろ4Kに関して言えば、Ryzen 9 3900Xとか3950Xの方が最低フレームレートが下回る、という話になっている。もっともフレームレートの絶対値で言えば、2.5KまではPlayableながら、3K(グラフ60)だとどのCPUでもちょっと厳しい感じになっており、描画品質を下げるが、GPUを更に上のグレードにするなどの工夫が必要だろう。