Dynabookは1月15日、家庭向け15.6型ノートPC「dynabook T」シリーズおよび、教育向けの15.6型ノートPC「dynabook X」シリーズの新モデルを発表した。第10世代Intel Coreプロセッサの採用をはじめ、基本仕様が従来モデルから強化されている。

dynabook T7 / T6

dynabook T7およびdynabook T6は、同社15.6型ノートPCの上位モデル。プレミアム機のT7ではプロセッサに第10世代Intel Core i7-10510Uを採用し、ストレージに新たに512GB PCle SSDを採用。また、Wi-Fi 6や顔認証センサーも追加された。一方スタンダードモデルのT6では、プロセッサは第8世代Intel Core i7-8550Uと従来から引き継ぐものの、ストレージが256GB SSDに強化される。

  • dynabook T7 スタイリッシュブルー

  • dynabook T7 リュクスホワイト

dynabook T7の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-10510U(1.80GHz)、メモリが8GB、ストレージが512GB PCIe SSD、グラフィックスがIntel UHD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが15.6型ワイド(1,920×1,080ドット、フルHD)、OSがWindows 10 Home 64bitなど。

インタフェースはUSB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.0×3、ギガビット準拠の有線LANポート×1、HDMI出力×1、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)、Bluetooth 5.0など。本体サイズはW379.0×D256.5×H23.7mm、重さは約2.4㎏。Microsoft Office Home & Business 2019が付属する。カラーはリュクスホワイトとスタイリッシュブルーの2色。この構成で店頭予想価格は税別190,000台半ば。

  • dynabook T6

T6では、CPUがIntel Core i7-8550U(1.80GHz)となるほか、グラフィックスがIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)、ストレージが256GB SATA SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチなどとなる。インタフェースはUSB 3.0×2やUSB 2.0×2、HDMI×1など。Wi-Fi 6には対応せず、Bluetoothも4.2となる。カラーはサテンゴールドのみで、店頭予想価格は税別160,000台半ば。

dynabook X7 / X6 / X5 / X4

dynabook Xシリーズは、同社が教育用途を目的に展開する15.6型ノートPC。X7は2月下旬から、X6 / X5 / X4は1月24日から順次発売する。大きな文字をキー中央に印字し入力しやすいキーボードを採用したほか、オンキヨー製のスピーカーを搭載し、迫力ある音を楽しめる。タイピングアプリも前モデルに続きプリインストールした。

  • dynabook X7 スタイリッシュブルー

  • dynabook X7 サテンゴールド

  • dynabook X7 リュクスホワイト

dynabook X7の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-8565U(1.80GHz)、メモリが8GB、ストレージが512GB PCIe SSD+1TB HDD、グラフィックスがIntel UHD Graphics 620(CPU内蔵)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが15.6型ワイド(1,920×1,080ドット、フルHD)、OSがWindows 10 Home 64bitなど。

インタフェースはUSB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.0×3、ギガビット準拠の有線LANポート×1、HDMI出力×1、Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)、Bluetooth 5.0など。本体サイズはW379.0×D256.5×H23.7mm、重さは約2.4㎏。Microsoft Office Home & Business 2019が付属する。バッテリー駆動時間は約9.0時間(JEITA 2.0)。

カラーはリュクスホワイトとスタイリッシュブルー、サテンゴールドの3色。この構成で店頭予想価格は税別180,000台半ば。

  • dynabook X6

X6では、CPUがIntel Core i5-8250UU(1.60GHz)となるほか、ストレージが256GB SATA SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチなどに変更される。インタフェースはUSB 3.0×2やUSB 2.0×2、HDMI×1などで、Bluetoothも4.2となる。

本体サイズはW379.0×D258.0×H23.7mm。バッテリー駆動時間は約7.0時間(JEITA 2.0)。カラーはサテンゴールドのみで、店頭予想価格は税別150,000台半ば。

X5では、CPUがIntel Core i3-8130U(2.20GHz)に、メモリが4GBになり、店頭予想価格は税別140,000台半ば。X4では、CPUがIntel Celeron 3867に、ディスプレイが15.6型ワイド(1,366×768ドット)に、グラフィックスがIntel UHD Graphics 610(CPU内蔵)などになり、バッテリー駆動時間は約7.5時間(JEITA 2.0)。店頭予想価格は税別120,000前後。