TISインテックグループのネクスウェイは12月16日、時短勤務や週5日未満の日短勤務などの働き方を選択できる「SELECT TIME」や「副業」「リモートワーク」の推奨を通じ、社員が個人のビジョンに合わせて選択できる働き方を今年10月より開始したことを発表した。

新制度は、これまで勤務時間等の選択に設けていた取得理由の制限をなくし、個人が「どう働きたいか」を選択できる制度。社員が自ら働き方を決めることで、最も生産性高く仕事に取り組める環境を自律的に作っていくことが期待されている。

「SELECT TIME」は、育児や介護以外にも、通学や副業、学びや趣味など、さまざまな理由での時短勤務や日短勤務を選択できるようにしており、2019年10月の施行から既に複数名が利用しているという。

時短勤務(1日あたりの勤務時間を短縮)は、1日当たり6時間、5時間、4時間、3時間より選択可能(1日当たり7.5時間を所定労働時間<フレックスタイム制>としているため、その時間を短縮する働き方となる)。

日短勤務(勤務日数を短縮)は、週3日勤務または週4日勤務より選択可能で、1日あたりの標準勤務時間は7.5時間。事前に設定した出勤数に応じて勤務しない曜日を設定する。

利用例として、40代のエンジニア職が、プライベートで進めている、システムの開発作業に集中する時間を確保することを理由に、週4日勤務としているほか、20代のスタッフ職は、自身で経営している会社の運営に充てる時間を確保することを理由に週4勤務としている。

従来、限られた条件下でのみ在宅勤務を適用されていたが、2019年10月より開始した「リモートワーク」は、理由に制限なく選択することができるようになった。