アイレットは12月12日、ソラコムが提供するIoT/M2Mデバイス向けデータ通信SIMを利用した製造業向けのIoTデータ蓄積サービスである「IoTpack with SORACOM」を提供開始した。料金は、初期費用が40万円(税別)、デバイス購入費用が実費、月額費用がAWS利用料金+SORACOM利用料金となる。

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新サービスは、IoTを導入する際に必要となるセキュアなネットワークの確保やデータ蓄積基盤の構築などの作業をパッケージ化し、ユーザー企業は導入作業に手を煩わすことなくデータ分析・利用に注力できるとしている。

同サービスは、収集対象とするデータの選定についてのヒアリングから始まり、要件整理からデバイスの選定・調達までを支援する。

また、アップロードするデータを可視化・分析しやすい形で保存するまでの工程とアカウント発行・請求をワンストップで提供するという。

要望があれば、可視化・分析のためのWeb画面もユーザー企業ごとにカスタマイズしての提供も可能とのこと。

  • 構成イメージ

同サービスは、ソラコムが提供するデータ通信SIMであるSORACOM Airを使用するIoT/M2M機器から、デバイスのデータを閉域網によるセキュアな通信を介してアマゾン ウェブ サービス (AWS)に転送し、クラウド上にデータ蓄積基盤を構築する。

また、データを特定のクラウドサービスに直接転送するクラウドリソースアダプタである「SORACOM Funnel」を利用し、デバイスからのデータをAWSサービスに直接転送することで、スピーディにデータ分析を開始可能だとしている。